高次脳機能障害 就労日誌

未成年で高次脳機能障害を受傷後、リハビリ、職業訓練を経て障害者枠で正社員就労中(現在23歳 女性 ※精神障害3級)

ブログを始めることにしました。

はじめまして。

私は、どこにでもいる普通の23歳なのですが、障害者手帳を持っています。

17歳の時、とあるきっかけで低酸素状態となり、心停止時間が長かったため、

高次脳機能障害となり、記憶障害を負うことになりました。

受傷直後、直近2年ほどの記憶がなくなり、自分の年齢や、住所すらわからず、

入院していることも自覚できず、知らないうちに犯罪を犯して逮捕されているのか、とか、

生理がずっとこなかったので、知らず知らずのうちに妊娠しているのでは、とか、

いろいろな不安を感じつつ、リハビリ、通院を行うなかで、

最初は短時間のアルバイト、そして職業訓練校とアルバイトの両立と、5年掛けて、ようやく正社員として就労することが出来ました。

アルバイトや、職業訓練校でも、覚えることが多く、記憶障害を強く実感する場面も多々有り、そのたびにうちのめされるような思いをしてきましたが、

工夫次第で、自分の不得手な部分をカバーすることが出来ることもわかってきました。

実際に受傷二年ほどの間に実感した特筆すべき症状を羅列すると…

 

・実家の住所が覚えられない。道順もわからないので、実家に一人で帰るには携帯のマップを使う。

(幼少期に過ごしたアパートは覚えているが、高校在学中に借りていたアパートの記憶は思い出せず。)

・祖母の家の中で就寝後に用を足すも、自分の寝床に戻ることが出来ず、居間で寝た。

・用事があって出かけても、何のために来たのか忘れている。思い出せない。

・必要な持ち物、病院などの通院日を思い出せない。すべきことをしたか不安になって何回も確認をする。

・自転車ででかけ、駐輪場に停めるも、どこに停めたのか忘れたり、自転車で来たことを忘れて電車で帰ってきたりする。

・記憶の程度に関して、スーパーのアルバイトは限定的な仕事のため、時間経過でなんとか務まったものの、会社での幅広い業務を覚えるのは時間がかかる。

・人の顔と名前が覚えにくく、仕事上連絡のメールを出す際、支障が出てしまう。

・口で要件を伝えられても、その場ですぐメモを取らないと抜け落ちてしまうし、伝達ミスを生じがち。

 

現在、高次脳機能障害に関して、就労する上での相談機関が少ないと実感しており、

情報を探しても、就労にこぎつけている方がほとんど見つけられない状況です。

障害のレベルにもよるのですが、周囲の支援や自助努力次第で就労可能なかたのための情報も、あまりにも少ないのではと思わざるを得ません。

地域の高脳機能障害のNPO法人にも、一度連絡を取り、就労に際してのアドバイスを受けようとしたのですが、

私の障害の程度や、現在の就労状況では、相談対応にないとのことで、

すでに働いている方や、これから働こうと考えている高次脳機能障害の方に対するサポートは不完全だと感じ、

自分なりに情報発信することで、似たような境遇の方と情報交換をしたり、交流をしたりするために、今日思い立って、ブログを開設することにしました。

これから書いていくブログは、主に社会復帰後の、業務上の工夫や、感じたこと、メモなどを主な記事にしようと考えています。

ぜひ、似たような境遇の方や、そのご家族、ご友人を持つ方と、このブログを通して、交流していきたいので、気軽にコメントしていただければと思っています。

 

miyainu