高次脳機能障害 就労日誌

17歳で自殺未遂、高次脳機能障害に。リハビリ、職業訓練を経て障害者枠で正社員就労中 ASD積極奇異。精神2級。

ブログを始めることにしました。

はじめまして。

私は、どこにでもいる普通の23歳なのですが、障害者手帳を持っています。

17歳の時、とあるきっかけで低酸素状態となり、心停止時間が長かったため、

高次脳機能障害となり、記憶障害を負うことになりました。

受傷直後、直近2年ほどの記憶がなくなり、

自分の年齢や、身分や、住所すらわからず、

入院していることも自覚できず、知らないうちに

犯罪を犯して逮捕され、勾留措置を受けているのか、とか、

生理がずっとこなかったので、知らず知らずのうちに妊娠しているのでは、とか、

失われていく記憶と自分への不信感に襲われつつも退院し、

その後は実家に帰ってリハビリ、通院を行うなかで、

人づてに家を出て最初は短時間のアルバイト、

そして職業訓練校へ通い出し、アルバイトの両立と、

5年掛けて、ようやく正社員として就労することが出来ました。

アルバイトや、職業訓練校でも、覚えることが多く、

記憶障害を強く実感する場面も多々有り、

そのたびにうちのめされるような思いをしてきましたが、

工夫次第で、自分の不得手な部分をカバーすることが

出来るんだな、ということもわかってきました。

実際に受傷二年ほどの間に実感した特筆すべき症状を羅列すると…

 

・実家の住所が覚えられない。道順もわからないので、

実家に一人で帰るには携帯のマップを使う。

(幼少期に過ごしたアパートは覚えているが、

高校在学中に借りていたアパートの記憶は思い出せず。)

・祖母の家の中で就寝後に用を足すも、

自分の寝床に戻ることが出来ず、居間で寝た。

・出かけても、何の用事で来たのか忘れている。思い出せない。

・必要な持ち物、病院などの通院日を思い出せず、

すべきことをしたか不安になって何回も確認をする。

・自転車ででかけ、駐輪場に停めるも、どこに停めたのか忘れたり、

自転車で来たことを忘れて電車で帰ってきたりする。

・記憶の程度に関して、スーパーのアルバイトは限定的な仕事のため、

時間経過でなんとか務まったものの、会社での

幅広い業務を覚えるのは時間がかかる。

・人の顔と名前が覚えにくく、仕事上連絡のメールを出す際、支障が出てしまう。

・口で要件を伝えられても、その場ですぐ

メモを取らないと抜け落ちてしまうし、伝達ミスを生じがち。

 

現状として、高次脳機能障害に関して、就労する上での

相談機関があまりにも少ないと実感しており、

情報を探しても、就労にこぎつけている方がほとんど見つけられない状況です。

というのも、この障害は、自殺未遂でなるというより、

脳梗塞などの外傷要因が多いので、必然的に年配者が多いからです。

障害のレベルにもよるのですが、周囲の支援や、

自助努力次第で就労可能なかたのための情報も、

あまりにも少ないのではと思わざるを得ません。

地域の高脳機能障害のNPO法人にも、一度連絡を取り、

就労に際してのアドバイスを受けようとしたのですが、

私の障害の程度や、現在の就労状況では、相談対応にないとのことで、

すでに働いている方や、これから働こうと考えている

高次脳機能障害の方に対するサポートは不完全だと感じ、

自分なりに情報発信することで、似たような境遇の方と情報交換をしたり、

交流をしたりするために、今日思い立って、ブログを開設することにしました。

これから書いていくブログは、主に社会復帰後の、

業務上の工夫や、感じたこと、メモなどを主な記事にしようと考えています。

ぜひ、似たような境遇の方や、そのご家族、

ご友人を持つ方と、このブログを通して、

交流していきたいので、気軽にコメントしていただければと思っています。

 

miyainu