高次脳機能障害 就労日誌

17歳で自殺未遂、高次脳機能障害に。リハビリ、職業訓練を経て障害者枠で正社員就労中 ASD積極奇異。精神2級。

過剰な期待と妄想

年末年始は楽しく過ごせました。

クリスマスケーキ、出来は良くなかったですが、

遊びに来てくれた友達と食べました。

正月は一年ぶりにいとこの子供たちと遊びました。

みんな背が伸びて、めいめいに好きなことを教えてくれました。

職場の忘年会では、生まれて初めて飲みすぎて吐きました。

祖母の家で手作りのおせち料理を食べ、

有名どころの初詣にも三箇所ほど行きました。

無宗教ですが、一年の区切りとして、良い行事と感じます。

今年で平成も終わりを迎えますが、徐々に生活は安定しています。

総計としては、実りある一年を過ごせたと思います。

 

正月気分も落ち着き、業務は通常通りです。

相変わらず、図面修正がメインの業務です。

今年定年を迎える部長は、父と同い年ですが、

たまに一緒にご飯を食べたり、話しながら帰ったりします。

物腰が柔らかく、その年代の人間にしては、

女性蔑視的な発言のない非常にニュートラルな人で、

仕事の質問もしやすく、非常に助けられています。

私の抱いていた理想の優しいおじさんで、

悪い癖で、秋頃には神格化してしまい、

アクリルで描いた本人の肖像画までプレゼントしたほどでした。

一度、他人を神格化すると、小さなギャップから

人格を全否定しがちになってしまうので、

意識して止めるように心がけ、年が明けてからは

多少、一人の人間に頼り切ったり、信じきったり、

挙動に一喜一憂したりしないぞと気をつけています。

過剰な期待というのは、ある意味では妄想に近いですから。

 

この前初対面で出会ったとある人は、

身なりがとてもしっかりしていて、物腰が柔らかかったので、

さも素晴らしい人間なのだろうと勝手に過大評価していたのですが、

その後、とある人とのやりとりを見ていると、

まあ当たり前ですが、高尚な人間がするような内容ではないのです。

疲れていると全方位射撃のような言動もあり、

人間らしい弱さがあることは一目瞭然でしたが、

私は初対面の印象だけでその人が偶像的な

"完成された社会人"だと定義してしまっていたので、

その予想に反する現状を見て、ショックを受けたのでした。

このようなことは、なにも今回に限ったことではなかったので、

自分なりになぜ人を神格化してしまうのか考えたのですが、

過剰に相手を神格化し、こき下ろしてしまうのは、

期待をした時点で相手に願望を押し付けているに過ぎないのです。

願望を押し付けるのは、問題に対する、能動的な対処ができていないからです。

反対に、相手をよくしようとコントロールしすぎることもあり、

私のゼロイチ思考が強く出ていることがよくわかりました。

能動的に対処しようとするあまり、相手を束縛し、

支配しようとしているのかとさえ感じさせるような言動が多いようです。

相手に対して過剰な期待を寄せたあと、 勝手に失望してこき下ろすという一連の動きは、

よくボーダーの人に多いと言われていますが、

私が友人を作ってもすぐにピークの後は燃え尽きてしまうのは、

やっぱり自分なりの"仲がいいとこんな風に関わる"

というイメージがある故に、どうも無理をして

"仲の良い人間同士の関わり合いシーンの再現"

をしなくてはならないという強迫観念がやめられず、

自分の首を絞めて窮屈に感じるからなのかもしれません。

でも後悔しないためにも、自分のことは 自分で

決めるよう、心がけるようにしています。

そして結果が少しでもよくなったら、私は嬉しく感じるはずです。